院長プロフィール


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院長 物部 真弓(ものべ まゆみ)

 

経歴

■早稲田大学 第一文学部卒

■東洋鍼灸専門学校卒

 

資格

□鍼灸師(国家資格)

□あん摩マッサージ指圧師(国家資格)

□東洋医学アドバイザー

□鍼灸師が考えた 「冷え取り瓦・長久」 温熱療法主催

□経絡ヨガ&ストレッチインストラクター

□家庭でできる養生料理 「陰陽調和料理」 師範

 


長い長いプロフィール


※長文です。ご興味のある方だけお読みいただければと思います。(所要時間 約5分)


幼少期~20代前半まで


 乳幼児のころからアトピー、喘息、虚弱体質に悩まされており、たくさんの病院を回ってきました。「私の病院の診察券の束で、トランプが出来るほどだね。」と母と話したほどです。

ですが、母や私の苦労に反してなかなか改善せず、その結果ステロイドや薬に頼る生活を幼少期から送っていました。

 

10代になり成長しても状況は変わることはなく、体調は一進一退。

学生時代も入退院を繰り返し、様々な薬を使ったり、病院の食事指導を受け、それを真剣に遂行する日々。それでも目に見えた改善はありませんでした。

 

今の私なら仕事の移動で電車に長時間乗ることも日常ですが、その当時はというと。電車にひと駅乗るともう具合が悪くなり耐えられず途中下車をし、次の電車に乗っても、気持ちが悪くなり次の駅で降りグッタリする……ということも珍しくないほど。

 

そんな状況でしたから、大学に入学後も満足に登校できない日々が続きます。

 

遂には、当時のかかりつけ医から

 「あなたは一生この状態から良くなることはない。 結婚や出産など『普通の幸せ』を求めては、傷つくことになるからあきらめなさい。」と告げられました。

この時私はまだ20歳。「治療方法がないから…」と医者から見離され、自分の人生が終わったようなショックを受けました。

 

大学の周りの友人達には、恋愛して、就職して…と、楽しい未来で満ちあふれているのに、私の人生は終わってしまった。20歳の私は、生きていくことへの絶望でいっぱいでした。


漢方との出会い 


そんな絶望の中、フラフラと歩いていた病院の中で、ふと「漢方科」というそれまで存在すら知らなかった看板を見つけました。半ばすがるようにその漢方科を訪れ、私は初めて「東洋医学」に出会ったのです。

 

その漢方科での治療による体質改善を図ることで、多少は健康を取り戻し、医者にあきらめろと言われた結婚もできました。ですが、幼少期から飲み続けていた薬の副作用は、その後も影響を及ぼし私を苦しめました。20代で白内障、30代で網膜はく離、30代前半の出産後は3年ほど髪の毛が抜けてしまい、帽子とウィッグが手放せなくなるなど。女性としても辛い経験をしてきました。

漢方による治療でどうにか動けるようにはなったものの、さまざまな不定愁訴(ふていしゅうそ)は治まらないレベル。絶え間ない頭痛、目まい、吐き気、耳鳴り、生理痛、肩凝り、腰痛もあり「生きていくのはなんて大変なのだろう」とぐったりする日々。

 

私はまるで、不調のデパートのようでした。


ヨガとの出会い


 30代半ばの私は「何とか動けるけど、これ以上は良くならない…」とあきらめかけていました。

そんな時に出会ったのが「ヨガ」でした。 

 

この出会いは、私にとって非常に衝撃的でした。

それは「人生の主人公は自分自身なのだ」という「根本」に気付かせられたからです。

 

あまりにも苦しい毎日の中で、無意識に私は「いつか誰かに治してもらおう、誰かが治してくれる…。」と考えていました。でもこれは、おとぎ話のお姫様が白馬に乗った王子様待ちながら夢を見ているのと、何ら変わりがないのです。

今まで「治療」だと捉えていた西洋医学の薬にしても、漢方にしても、私自身は処方してもらう立場で受け身の存在。誰かに何かをしてもらうだけで「自分の意志で自分を変える」ものではありませんでした。

 

ところが、ヨガをすることで「息・食・動・想」の4つの要素が、今の自分を作ると教えられたのです。この「いまの苦しい私」も「呼吸法」「食事」「身体の使い方」「ものの考え方」の要素が絡み合って作られていると。これは衝撃でした。

 

それなら、その全てを変えてみよう!

私には生まれて初めて、自分の身体に正面から向き合う覚悟ができたのです。

 

そこからは、ひたすら自分の身体と向き合う中で、自分の体に起きている3つのことに気づきました。

1つめは、

私の身体には絶対的に筋肉が足りないこと

……それにより基礎代謝が低く体液の流れも悪くなっているため、むくみがちになる。

 

2つめは、

横隔膜が固く、呼吸が浅いため十分な酸素を取り入れることができていなかった

……それにより自律神経も乱れがちで、酸素不足から十分な血流が確保できていない。

 

3つめは、

手足だけでなく内臓が冷えて固くなっている

……内臓の働きが十分にできていない。

 

この3つのことに気付けたことは発展でしたが、残念ながらヨガだけでは、これらの問題は解決しませんでした。

 


鍼灸との出会い


「どうしようか…」と思いあぐねているころ偶然に鍼灸とも出会い、その鍼灸の先生に後の私の人生を決定付けることを言われるのです。

 

『あなたは今まで非常に辛い思いをして生きてきた。

けれども、その辛さを克服することができたら、その方法を他の人に伝えることがあなたにはできる。

世の中に苦しんでいる人はたくさんいて、今のあなたには見えないかもしれないけれど、もし健康を取り戻して今までの自分を乗り越えたときには、それがあなたには見えてくるはず。』と。

 

当時私は「自分が生まれてきた意味なんてあるのだろうか。」と投げやりな気持ちで毎日を過ごしていました。

ですが、この言葉を聞いたときには、目からうろこが落ち、目の前が晴れたような気持ちになりました。そんな素晴らしい未来が私にもあるのだろうか…と。

 

鍼灸治療を通して体の「冷え」を取り「気」や「血液の滞り」を整え、横隔膜を緩めて呼吸に意識を向け、さらに食事も根本から見直していく…。そうすると驚くことに、あんなに苦しく辛かった症状が、日々改善されていく。

当時は奇跡にも思えましたが、東洋医学的に考えれば当然の結果でした。

 

自分の身体に責任を持ち、意識を変える。それが、何十年も苦しみから抜け出せずにいたこの身体を、こんなにも劇的に変えた。であれば、私があの辛い時期を過ごしてきたことも、鍼灸治療を通じて知った「東洋医学」に出会うために神様が下さった贈り物なのかもしれない。次第に私はそう考えるようになったのです。

 

思えば、我が身の辛さを恨んでいた頃とは大違いです。

■真暖・鍼灸治療院でお伝えしたいこと 

私の人生を変え、生きる意味を取り戻してくれた東洋医学(鍼灸は東洋医学の一つ)という素晴らしいものを、昔の私のように困っている方にどうにかして伝えたい、強い思いを持って鍼灸治療院を開いています。

 

深い絶望から立ち直り、夢にまで見た「普通の」人生を送ることができるようになった、私にとって本当にかけがえのないものが東洋医学です。

 

30年間学んできたたくさんの知識や自分自身の経験も加え、お一人お一人に、心を込めて鍼灸治療をしていきます。

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